須弥山思想とは……
如来様の世界を有頂天（一番高いとろで、無限に広がる宇宙）とし、下に行くにつれ、大自在天様のいるところを無色界、自在天様のいるところを色界、梵天様のいるところを初禅天、お釈迦様が誕生前にいたところを兜率天とする世界があるという仏教の考え方のことで、その下にはその宇宙の中心にあるとされる須弥山という山があり、その頂上には帝釈天が住む喜見城があり、その周りの東西南北にはそれぞれ四天王がいると考えられています。

楼閣とは……
宮殿や都城のことで、特に仏様が祀られている建造物を指します。

屋久杉は緻密で樹脂分が多く腐りにくいため、長生きの樹木として大変有名で、古来から日本人に愛されてきました。
その屋久杉を贅沢に使用した三方開きの大型仏壇です。
花鳥をモチーフにした鮮やかで緻密な彫刻がふんだんに彫り込まれており、豪華さと厳かな雰囲気が同居する稀有な逸品中の逸品です。